東京の不動産は海外からも注目されている?活況を呈する不動産

東京の不動産は、近年海外からも注目され、不動産価格が高騰しています。
ここ数年活況といわれており、不況が合言葉になっている日本経済にあって、その流れに逆行している印象があります。
今回は東京の不動産の活況について解説していきましょう。

一時的に世界一の投資額になった東京の不動産

世界最大の総合不動産サービス会社の一つ、Jones Lang LaSalle Incorporated(JLL、ジョーンズ・ラング・ラサール)によると、2020年1~9月期で東京への不動産投資額が世界首位になったと発表されました。
現在は3位に後退していますが、世界的に不動産が不況な中、対照的な動きを見せているといえるでしょう。
特に東京都心の賃貸マンションへの投資が活発になっており、法人の投資では首都圏の物流施設に投資が集中しています。
このような事実から、いかに東京の不動産が注目されているか分かるでしょう。
ちなみに投資を行っているのは日本国内だけでなく海外の投資家や投資法人も多いのが特徴です。

なぜ東京の不動産に注目されているのか

なぜ東京の不動産に注目されているのか、その理由の一つにコストパフォーマンスが高いことが挙げられます。
かつては世界でもトップクラスの地価だった東京ですが、ここ最近は割安感さえある印象がありました。
しかし、都市としての潜在力は海外の主要都市と比較しても遜色のないものです。
そういった意味で割安感のある東京の不動産は海外の不動産投資家が多くの不動産を購入し、投資額が上昇しています。
海外資本の主導で不動産売買が活況になっていますが、東京の不動産業界としては、プラスに働いているのが事実です。
現在は4位になっているものの引き続き世界的に見ても不動産取引の活況を呈している都市の一つであることに変わりはありません。
今後の東京の不動産投資に注目が集まっています。