生涯武道に携わりたい人必見!北九州市で武道具職人になるには

九州地方は全国的にも武道が盛んなことで有名で、特に剣道では多くの強豪校を輩出しています。その中でも、人口規模の大きい北九州市には武道具店や武道場が充実しており、その人気をうかがい知ることができます。
今回は、そんな武道家たちを支えている武道具職人に注目したいと思います。

武道具職人の仕事とは?

武道具とは、剣道の竹刀や防具、柔道帯、合気道の袴など、武道に使われる道具の総称です。
それらを手作りするのが武道具職人の仕事で、選手一人ひとりに合った武道具を生み出せるのが大きな強みです。特に武道具にこだわりを持つ人には、専属の職人もいるほどです。
それゆえに、耐久性などの機能面はもちろん見た目のデザインまで追求することができ、オーダーメイドの武道具をつくることもできます。

北九州市で武道具職人になるには?

日本の文化である「ものづくり」といわれる製造業は、衰退の一途をたどっています。武道具職人もそのひとつで、なり手の減少や職人の高齢化、リーズナブルな海外製品の進出によって技術の継承が難しくなっています。そんな中で武道具職人を目指すには、どのような方法があるのでしょうか。
1つは、武道具を製造する企業で働くことです。まれに職人を募集していることもあるので、未経験でも働きながら腕を磨くことができるでしょう。
また、個人経営する職人に直接弟子入りする方法もあります。こちらの方が難易度は高いかもしれませんが、尊敬する職人との師弟関係によってより学びが深まるのではないでしょうか。
北九州市には、今も武道具職人として活躍する人がいます。武道が盛んな地域だからこそ、長く愛される職人として成長できそうですね。

武道具職人は武道の経験も活かすことができる

武道具職人を目指す人の中には、武道の経験があるという場合も多いでしょう。職人は選手のことを考えながらものづくりをするので、競技の知識や経験が活きてきます。そういったかたちで武道に貢献できるのも幸せなことですね。