工事の種類!

法律で決められている工事の数

法律で定められている工事の種類は、29種類に及びます。29種類は大まかに分けた数であり、事細かく見てみると数は倍以上になるでしょう。工事と聞くとニッカポッカを身にまとい、ガテン系の方々が活躍しているイメージです。確かにガテン系の方が工事に携わっているケースもありますが、意外な人が携わっていることも。
ではどういった工事があるのか、29種類の中から代表的なものだけをピックアップしてみました。

建築一式工事とは?

「工事」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「建築一式工事」でしょう。超簡単に述べれば、建物を建てる工事が「建築一式工事」です。
しかしただ「建物を建てる」だけだと、意味がありません。電気水道ガスは必要不可欠。今日日は空調設備もなくてはならないもの。真夏の埼玉は気温35℃以上は当たり前になるので、空調設備がないと倒れてしまいます。そこで電気工事や管工事の出番です。建物の種類によっては、屋根工事やとび工事も必要になるでしょう。多くの工事をまとめて建築に取り掛かるのが「建築一式工事」です。

大工工事とは?

建物を建てるのが「建築一式工事」なら、木造の建物建築も承っているのかというと、話が変わってきます。木材を扱うのは「大工工事」です。
「木材を扱う工事」とは、建物を支える支柱や外壁の組み立てを担当します。ただ大工工事は木材だけでなく、コンクリートを用いる工事を承ることも。「型枠工事」の場合、コンクリートを流し込む木の枠を担当。コンクリートを流し込むのは、とび・コンクリート工事の担当になります。

解体工事とは?

建物を建てる工事がある一方で、解体する「解体工事」もあります。埼玉で解体工事を主として承っている会社では、建築物の解体から重量物の撤去・運搬など、様々な解体工事を手掛けています。せっかくの建物を解体するので、勿体ないと思われるかもしれません。しかし新しく建物を建てるには、壊すことも必要。また誰も住まなくなった空き家を解体するのも、重要なお仕事です。
もしも空き家を解体せずに放置すれば、近隣住民に迷惑がかかります。下手をすれば倒壊の恐れもありますので、油断なりません。解体は人の命を守る役割も、担っているのです。