三鷹にも拠点がある!義肢ってどんなもの?

三鷹市は東京の郊外で、義肢製作所も数多くあります。
しかし、そもそも義肢とはどんなものなのか知らないという方も少なくありません。
また、義肢の種類については分からないという場合も多くあります。
そこで今回は、三鷹市の義肢製作所で作られている義肢とはどんなものなのかを解説し、義肢以外に作られている製品についてもまとめました。

義肢とはどんなものか?

三鷹市の義肢製作所で作られている義肢とは、病気やけがなどで失った手や足の機能と形を復元したり、先天的に失われている手や足の補助をするための器具です。
義足や義手といったものを作っています。
また、義肢は基本的に医師の診断のもとで処方され、リハビリ計画に基づき義肢装具士に依頼する形で作られています。

このように義肢装具士と呼ばれる国家資格を持った専門家によって手作りで作られるものが主な義肢です。
ただ、近年は企業化して、多くの製造業同様に工作機械を導入したり、機械加工による製造もされるようになりました。
これによって、経験や技術に加えて均質な義肢の製造もできるようになり、個々に合わせた義肢をより多く作れます。
医療の一分野として活躍しつつ、製造業としても常に新しい技術を導入しているのも特徴です。

義肢以外のものも製造する三鷹の義肢製作所

基本的に義肢は、常に製造し提供するものではありません。
そのため、義肢以外のものも三鷹では製造しています。
たとえば、医療用のコルセットや装具と呼ばれる各種のサポーターやプロテクターのような医療用具も製造しています。
これらは、義肢の技術を使って製造されるものも多く、義肢装具士の手によって高度な製品が設計され、製作されているのです。
また、装具の一つとして靴に装着するインソールを手掛ける義肢製作所があるのも特徴です。
三鷹の義肢製作所は義肢にとらわれず、様々な製品を作ることによって義肢装具士の可能性をどんどん広げていっているといえるでしょう。